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2011年11月21日

デジタルサイネージはもはやハードウェアビジネスではない

やや過激なタイトルかもしれないが、前回の江口氏の記事にもあるとおり、(デジタルサイネージ的視点で言えば)デジタルサイネージはさまざまなデバイスとの融合を果たし、HTML5によってアプリケーションまでも統合されるのは時間の問題だろう。

デジサインTab」の登場によって、デジサインは完全にソフトウェアライセンスビジネスに移行したことになる。

iOS、Android、Windows、この3つのデバイスOSに対して「デジサインTab」はHTML5をベースに開発されており、デジサインTabアプリケーションをインストールすることで「デジタルサイネージ化」が完了する。

「専用のディスプレイ」「専用のメディアプレイヤー」「専用の管理ツール」といった制約から解き放たれ、ハードウェア依存型のビジネスから完全に独立する。
さらにスマートTVやさまざまなSTBに対しても容易にデジタルサイネージの機能を提供することができるのだ。

これらがすべて同一のシステムで統合され、コンテンツ配信サービス「コンテンツバンク」やアバターと音声合成によるオーサリング環境「PIP Maker forデジサイン」などもすべてのデバイス上で利用可能となるのである。

今後、利用者(ロケーションオーナー)は、どのようなハードウェアを選択するかをまず検討するのではなく、どのデジタルサイネージソフトウェアを採用するのかが、商品選定上のもっとも重要なポイントになることは間違いない。
なぜなら、ソフトウェアの柔軟性が高くなれば利用者は目的に応じてデバイスを入れ替えたり、つけ足したりできることになり、コンテンツの再利用性を高めつつ運用を拡張することが可能となる。
これはトータルでの最適なコストオペレーションを保証することになるだろう。

当社はこのような「ソフトウェアプラットホーム」の実現をデジサインの開発コンセプトに位置付けており、「デジサインTab」の登場によってこのコンセプトがより鮮明になったわけである。

「デジタルサイネージはもはやハードウェアビジネスではない」

いよいよ新しいパラダイムの到来が現実となってきたことを今一度、ご理解いただきたい。

投稿者:荒川at 10:00| マーケッターの目