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2012年01月31日

導入が進むタブレット端末

 あけましておめでとうございます。

 昨年の10月末発売以来、デジサインTabはおかげさまで各所よりお問い合わせいただき、今更ながらタブレット端末の導入・活用を検討している企業・団体が着実に増加していることを肌身で感じています。

タブレット端末がなぜ今、注目を浴び企業への導入が進んでいるのかについては専門家や各メディアの見解に委ねるとして、タブレット端末が今後、どのような形で利活用が進んでゆくかについて当社が現在取り組んでいる営業活動から読み解いてみたいと思います。

さて、以下に示す調査結果は昨年10月、FIT2011(金融国際情報技術展)に当社が出展した際、セミナーセッションで聴講者に対して意識調査アンケートを実施しました。その時のタブレット端末に関する結果を集計したものです。


<集計結果>
FIT2011アンケート


展示会の性質上、金融関係者を対象とした結果になりますが、全体の68%が「導入済み」もしくは「導入検討中」となり、タブレット端末の注目が高いと推定されます。
コンサバティブな業界にも関わらず高い割合を示したことは、予想外の結果と受け止めています。

また、デジサインTabに期待する用途について「接客」、「外出先」での利用はおおむね想定内として、「行内(オフィス内)」での利用を検討している結果が得られたことは注目に値すると考えています。

従来から当社は、デジタルサイネージのオフィス内活用の提案を推進していますが、タブレット端末のオフィス内利用が次第に定着してゆくことで、
「情報をプッシュで配信する」という、デジタルサイネージの特性を活かした社内コミュニケーション、コラボレーションの姿が垣間見えてきます。

そもそも、タブレット端末の特性は、

(1)軽量・薄型で可搬性に優れる
(2)動画、静止画など訴求力の高いコンテンツの表現力に優れる
(3)容易で直観的な操作性によってNON PC環境でも導入の敷居が低い

と言われていますが、コミュニケーションを促進するための次なる情報ツールとして期待感が高まっていることは、ある意味当然の結果と言えるでしょう。

一方で、金融関係者へのインタビューから、浮かび上がってきたこともあります。
金融業界でのタブレット端末を管理運用するためのインフラストラクチャを構築する上での課題はいろいろとあるようです。
なかでも情報セキュリティ上の課題は大きく、お客様個人に関わる情報を端末にダウンロードさせないことを前提としたシン・クライアント環境の採用は広がりそうです。

 しかし、シン・クライアント環境は無線ネットワークに常時接続することが必須であること、動画などのリッチコンテンツのストリーミング再生が実用面での難があることなど、ソリューションは十分とは言えません。

当社はカタログ情報など、一般に配布可能な情報はデジサインTabで運用し、お客様情報に関わる部分はシン・クライアント環境を利用する「ハイブリッド」な提案が現実解だと考えています。

常時接続環境が無い場所でもローカル再生で十分な表現力を活かすことのできる、デジサインTabは金融機関のタブレット端末利用を大きくけん引するものと考えています。

タブレット端末のソリューションはまだまだ発展途上の段階にあります。
今後の動向に注目していきましょう!

 

投稿者:荒川at 09:39| マーケッターの目