デジタルサイネージ導入事例
株式会社西インターレストハウス様
- CS向上
- 運用カスタマイズ
電子看板で、お客様への「おもてなし」の心を演出する
株式会社西インターレストハウス
所在地:石川県金沢市
設立:1978年7月
グループ従業員数:200名(パート、アルバイト含む)
業務内容:天然温泉・サウナ・ホテル・宴会・レストランの施設運営
導入機器:ハルヱとケイジdeデジサイン SaaSタイプ 3ライセンス
導入規模:1店舗 3台(3フロア 各1台)
導入時期:2010年2月
協力企業:株式会社読売エージェンシー中日本様
はじめに
石川県は金沢市、北陸自動車道の金沢西インターチェンジに差し掛かると、そこに巨大なスパ・ホテルが見える。
これが「西インター テルメ金沢」だ。
週末ともなると、家族連れや地元の大手企業などが団体でにぎわうこの施設は、年間で80万人もの来客でにぎわう地元でも有名なリゾートホテルである。
正面玄関をくぐるとカウンター隣の「デジタル行燈(あんどん)」が我々を迎えてくれる。
検討のきっかけは?
「この業界では、昔から予約のお客様をお出迎えする慣習として行燈が使われており、これがとても重要な役割を占めていると考えています。」 と、堀内課長は語る。
温泉旅館やホテルなどで、宴会や催し物は季節を問わず頻繁に行われているわけだが、広い館内をお客様が迷わず目的の会場に誘導するためにはこの、行燈が無くてはならないのだ。
「以前は、エントランスの外に設置した掲示板に職員が手書きで書いていたのですが、数が多いことと頻繁に変わることもあって大変な作業だったんですよ。特に金沢の冬は寒いので意外と重労働なんですね。」
取材にお伺いした当日も11件の宴会案内が表示されていたが、多いときには1日に30件以上になることもあるという。
堀内課長の前任者がこれを電子化し、作業を簡略化できないものかと検討した結果、デジタルサイネージの導入に行きついたとのことだ。
頻繁に更新が必要な内容を、簡単に切り替えられる仕組みが導入の決め手
いざ導入することになり、運用評価を進めたところ、この案内表示内容の更新がウィークポイントとなった。
「PowerPointで内容を更新して作成した素材データを登録する仕様では、とても運用に耐えられないと思いました。
そこで、もう少し簡易な運用ができないかとサイバーステーションさんに提案していただいたのが、現在の仕組みです。」 と、堀内課長。
専用の入力ソフトを開発し、
事務所内のパソコンから簡単に更新ができるように
そこで当社が提案したのは、事務所内のパソコンに簡単な操作で表示切り替えできるアプリケーションの導入だった。
パソコンから更新操作を行うと、施設内LANを経由してデジサインのコンテンツ管理機能と連動し、表示が自動的に切り替わる仕組みだ。
3フロアの各端末は目的に応じ、それぞれの役割でコンテンツを運用
当時の状況を堀内課長はこう評価されている。
「当初の運用は更新作業に30分以上かかっていたのが、毎日10分以内で終了することができるようになりました。
職員が交代制で運用にあたっていますが、皆負担なく運用できていますよ。
突然の予約キャンセルへの対応も、即座に対応できてとても便利です。」
導入後の効果と今後への期待
導入後、既に2年半以上経過しており、毎日のコンテンツ更新作業は完全に業務フローとして組み込まれている。
堀内課長にお願いして、事務スペースへ案内していただいた。
業務用のパソコンから専用の入力ソフトを起動していただき、実際に内容を入力作業を見せていただいた。
機能として翌日以降の予約入力も可能なのだが、実際には予約変更や割り込みも少なくないため、基本的にはお客様の来場時間に合わせて柔軟に対応している。
「機器の故障もありませんし、入力作業も短時間で済んでいるのでとても重宝していますよ。」
と、堀内課長は素直に感想を語っておられた。
デジサインは、このようなお客様の業務に合わせて柔軟に対応ができる。
実際に今回、現場にお伺いして実際に確認することができた。
サービス業でも活躍し続ける、デジサインは今後もさまざまなシーンで利用が進むだろう。